カテゴリー: 史実・こぼれ話(10分)

ゴロツキの集まりだった日本警察を整備した大木喬任のエピソード

ゴロツキの集まりだった日本警察を整備した大木喬任のエピソード

この記事は6分で読めます.明治時代の本より.明治初年に東京府知事[東京都知事]であった大木喬任が、江戸から東京になった際の警察設立について語ったインタビュー.当初はゴロツキを集めて作った警察を廃止するため、彌助という人物を任務にあたらせたが、気の毒にも彌助はすぐにこの一味に惨殺されてしまった.

江戸時代に択捉島のアイヌ人と交流し、ロシアとの関係を築いた男の話

江戸時代に択捉島のアイヌ人と交流し、ロシアとの関係を築いた男の話

この記事は10分で読めます.明治時代の本より高田屋喜兵衛という男が徳川家の命令を受けて、蝦夷(北海道)より択捉島へ渡った.現地人と交流を重ね、その甲斐もあって、択捉の人は日本へ心を寄せるようになっていった.ロシアが蝦夷内で乱暴なふるまいをしたため、蝦夷の役人がロシア人を捕虜にした.嘉兵衛が日本の役人とロシア人との仲を取り持ったおかげで無事に解決した.

赤穂浪士大石内蔵助の後を追い、泉岳寺の墓で切腹した村上喜剣の伝説

この記事は9分で読めます.赤穂浪士と直接関係無いものの、熱血漢であった村上喜剣という男が、主君のかたきを取らずに遊びまわる大石内蔵助へ激怒した.しかし大石は、人目をはばかる為にわざと放蕩者の振りをしていたのであった。後に赤穂浪士が主君の仇をとったことで、村上は大石を非難した自分を後悔し、墓の前で切腹した.