この記事は11分で読めます.明治時代の本より.明治元年、明治天皇が東京へご訪問となったことは非常な騒ぎとなり、京都の人々など反対論者も多かった.出発となったその夕べ、伊勢神宮の鳥居の笠木が落ち、神官たちは重大な異変として上申した.
カテゴリー: 15分で読める昔の話
花火、屋形船、かたわの見世物、鯨の絵.江戸時代の文化と娯楽の思い出
この記事は13分で読めます. まとめ 江戸時代の著作者である滝沢馬琴の、子供のころの思い出話. 屋形船の納涼、 … 花火、屋形船、かたわの見世物、鯨の絵.江戸時代の文化と娯楽の思い出 の続きを読む
福澤諭吉が求めた実学の意味とは、最大多数の最大幸福を求める思想
この記事は15分で読めます.福澤諭吉本より.空論である過去の東洋思想を一切排除し、西洋流の実学へ帰着すべきだと説いた.西洋諸国の実学は、数理・統計を用いて、最大多数の最大幸福を求める思想.
福澤諭吉の名言と思想:正直は田舎者の特性でなく、関心に足らない
この記事は12分で読めます.福澤諭吉本より.田舎者が正直だというのは、閉鎖的で見張りがある環境がそうさせているだけで、人そのものに違いがあるわけではない.世の中すべて田舎となって、人が子供のように純粋になったとしても、社会は田舎者にも子供にも任せるべきでない.
鎖国中貿易で来たオランダ人と結婚し、外国へ渡った遊女の話
この記事は12分で読めます.江戸時代の遊女より.オランダ人に求婚され船で外国へ渡った遊女がいた.その後子供も生まれ、何不自由なく暮らしており、18年後日本にいる母に向かって書いた手紙.
吉田松陰が全国に外国船を追いかけ、アメリカ人に密航を求める話
この記事は14分で読めます.吉田松陰は佐久間象山の元で学問をし、外国の事情に精通すべき必要を悟る.しかし幕府はその意見を取り入れず、松陰は自身で外国へ行くことを決心した.日本へ来航した軍艦を追いかけ全国を巡り、最後は金子重之介と二人でアメリカ船へ侵入して、一緒に連れて行ってくれることを頼んだ.
江戸の怪談:ある夜、前の住人と名乗る人間が結婚式をしたいと乗り込んで来た
この記事は15分で読めます.ある男の屋敷に、突然「前の住人だが結婚式をさせてくれ」と大勢の人々が押しかけて来た.夜の間しばらく騒いでいたが、ふとした瞬間に急に全員姿が見えなくなり、学者はこれはネズミの仕業であるといった.
江戸時代の短編怪談:鬼に食われそうになった武士が神に助けられる話
この記事は11分で読めます.室町時代、神仏を信仰していている心正しい堅田又五郎という男がいた.戦から逃げる最中に不思議な女と出会い「雪白の明神」の使いと名乗った.そして夜に鬼がやってくる.
「時計がタバコする」面白い島根出雲の方言と昼寝文化 明治時代旅行記
この記事は12分で読めます.大町桂月の本より.明治のころ、鉄道が通らない出雲のあたりは変わった方言があり、なまりもひどかった.人柄はのんびりしており、ごろごろ昼寝をする習慣があった.15,6歳でも女を買い、風俗が乱れている.桂月は出雲の人間を陰険であると評価している.






