この記事は9分で読めます.赤穂浪士と直接関係無いものの、熱血漢であった村上喜剣という男が、主君のかたきを取らずに遊びまわる大石内蔵助へ激怒した.しかし大石は、人目をはばかる為にわざと放蕩者の振りをしていたのであった。後に赤穂浪士が主君の仇をとったことで、村上は大石を非難した自分を後悔し、墓の前で切腹した.
江戸時代の画家池野大雅が富士山に登山して絵を描いたエピソード
この記事は3分で読めます.江戸時代の文人画家池野大雅は、非常に足腰が強く、たびたび富士山へ登って絵を描いた.
わかりやすく書かれた毛利元就「三本の矢」の例え話を明治時代の本より
この記事は4分で読めます.有名な毛利元就の三本の矢の話.子供たちへ協力することの大切さをわかりやすく例えた
千利休が庭にみだれた落ち葉にわびさびを見出した話
この記事は4分で読めます.千利休の師である武野紹鴎が、利休の才能を試すために庭の掃除を命じたところ、利休は綺麗に掃かれた庭に散らばる落ち葉に、趣を見出した.
江戸時代の短編怪談「怪を話せば怪いたる」百物語のルールと方法
この記事は6分で読めます.江戸時代の本より.百物語をするには法式があり、青い紙を貼った行灯と、100本のロウソクを使う.言い伝えでは百物語をすると、必ず恐ろしいことや奇妙なことが現実に起こるという。
江戸怪談:屏風から出て来た小人が武将細川政元暗殺の予見であった事
この記事は6分で読めます.細川政元の枕元に、屏風に描かれた人々が出てきて、歌い踊るのを見た.政元は陰陽師にこれを判断させたが、良い前兆ではないようであった.
江戸時代の短編怪談「人面瘡」顔の形をしたできものが出来る病気の話
この記事は7分で読めます.ある男の足に、人の顔をした”できもの”ができた.”できもの”は鼻と口があり、食べ物を喰らい、酒を飲む.人面瘡の代わりに男はやせ衰え、間もなく死ぬかに見えたが、諸国を旅する僧によってその治療法を教わった.
「私は死なぬ人である」吉田松陰の思想と名言を獄中で妹に宛てた手紙から
この記事は19分で読めます.吉田松陰の手紙より.捕らわれてやがて死ぬことを悟りながら、自分は”死なぬ”人であり、自分の災いが家族の幸福を生み出すと記した.神や仏に頼ることではなく、自分の身で行うことの必要を問いた.わざわい転じて福となり、福はわざわいの種となる.
江戸時代の短編怪談:鬼に食われそうになった武士が神に助けられる話
この記事は11分で読めます.室町時代、神仏を信仰していている心正しい堅田又五郎という男がいた.戦から逃げる最中に不思議な女と出会い「雪白の明神」の使いと名乗った.そして夜に鬼がやってくる.
明治時代の結婚は男性が年齢30迄にと価値観が現在と同じだった
この記事は7分で読めます.大町桂月の本より.大正・明治頃も、30歳までに結婚しないといわくつきのように言われた.桂月の意見では、日本人は早くに子供を持つせいで人間が大きく成長しない.大成する為には早婚を尊重する結婚観を変えて、家庭を築くことを遅くするべきである.



