この記事は17分で読めます.福地櫻癡の本より.幕末、開港の延期を依頼するために、ヨーロッパの帝王に会いに行くことになる.味噌やわらじなどの持ち物も、始終日本的な感覚でこだわって支度したが、結局全部無駄になった.
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江戸時代:障子・組子・建具の意匠集43件(Japanese fittings from Edo periods Volume 1)
江戸時代障子と建具のデザイン一覧集 43件 明治9年出版 「障子並組子新撰建具透雛形 上」より前書きの現代語訳 … 江戸時代:障子・組子・建具の意匠集43件(Japanese fittings from Edo periods Volume 1) の続きを読む
江戸時代の短編怪談:長尾謙信の春日城の大石が戦い出す話
この記事は3分で読めます.江戸時代の本より.ある夕暮れ、長尾謙信の城の中にある大きな石が、体をぶつけて戦い始めた.これは兄弟が争う予兆であったという.
江戸時代の短編怪談:奇病 こぶの中からヘビが出てくること
この記事は10分で読めます.江戸時代の本より.女の首に歩けないほどの大きなこぶができて、こぶの穴からは煙が立ち上った.どうせ死ぬならとこぶを切ると、中からヘビが飛び出してきた.これは女に殺された者のたたりだという.
初めて日本で銅版画の技術を習得したという、亜欧堂田善とは?
この記事は6分で読めます.明治時代の本より銅版画の技術の始まりは、永田田善という人物.田善は松平定信に気に入られ、その後司馬江漢の弟子となり、オランダの銅版画を見て技術を磨いた.
江戸時代に択捉島のアイヌ人と交流し、ロシアとの関係を築いた男の話
この記事は10分で読めます.明治時代の本より高田屋喜兵衛という男が徳川家の命令を受けて、蝦夷(北海道)より択捉島へ渡った.現地人と交流を重ね、その甲斐もあって、択捉の人は日本へ心を寄せるようになっていった.ロシアが蝦夷内で乱暴なふるまいをしたため、蝦夷の役人がロシア人を捕虜にした.嘉兵衛が日本の役人とロシア人との仲を取り持ったおかげで無事に解決した.
吉田松陰が全国に外国船を追いかけ、アメリカ人に密航を求める話
この記事は14分で読めます.吉田松陰は佐久間象山の元で学問をし、外国の事情に精通すべき必要を悟る.しかし幕府はその意見を取り入れず、松陰は自身で外国へ行くことを決心した.日本へ来航した軍艦を追いかけ全国を巡り、最後は金子重之介と二人でアメリカ船へ侵入して、一緒に連れて行ってくれることを頼んだ.
明治時代の本より遭難した木こりが雪山で熊に助けられたという伝説
この記事は8分で読めます.木こりが雪山で遭難した.避難のため洞窟に入ると中には熊がおり、木こりは死を覚悟したが、熊は襲ってこなかった.熊は男に食べ物を渡し、しばらく一緒に暮らしていたが、やがて熊が帰る道を教えてくれて、木こりは家に帰ることが出来た.
赤穂浪士大石内蔵助の後を追い、泉岳寺の墓で切腹した村上喜剣の伝説
この記事は9分で読めます.赤穂浪士と直接関係無いものの、熱血漢であった村上喜剣という男が、主君のかたきを取らずに遊びまわる大石内蔵助へ激怒した.しかし大石は、人目をはばかる為にわざと放蕩者の振りをしていたのであった。後に赤穂浪士が主君の仇をとったことで、村上は大石を非難した自分を後悔し、墓の前で切腹した.
江戸時代の画家池野大雅が富士山に登山して絵を描いたエピソード
この記事は3分で読めます.江戸時代の文人画家池野大雅は、非常に足腰が強く、たびたび富士山へ登って絵を描いた.






