この記事は6分で読めます.江戸時代の本より.百物語をするには法式があり、青い紙を貼った行灯と、100本のロウソクを使う.言い伝えでは百物語をすると、必ず恐ろしいことや奇妙なことが現実に起こるという。
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江戸怪談:屏風から出て来た小人が武将細川政元暗殺の予見であった事
この記事は6分で読めます.細川政元の枕元に、屏風に描かれた人々が出てきて、歌い踊るのを見た.政元は陰陽師にこれを判断させたが、良い前兆ではないようであった.
江戸時代の短編怪談「人面瘡」顔の形をしたできものが出来る病気の話
この記事は7分で読めます.ある男の足に、人の顔をした”できもの”ができた.”できもの”は鼻と口があり、食べ物を喰らい、酒を飲む.人面瘡の代わりに男はやせ衰え、間もなく死ぬかに見えたが、諸国を旅する僧によってその治療法を教わった.
「私は死なぬ人である」吉田松陰の思想と名言を獄中で妹に宛てた手紙から
この記事は19分で読めます.吉田松陰の手紙より.捕らわれてやがて死ぬことを悟りながら、自分は”死なぬ”人であり、自分の災いが家族の幸福を生み出すと記した.神や仏に頼ることではなく、自分の身で行うことの必要を問いた.わざわい転じて福となり、福はわざわいの種となる.
江戸時代の短編怪談:鬼に食われそうになった武士が神に助けられる話
この記事は11分で読めます.室町時代、神仏を信仰していている心正しい堅田又五郎という男がいた.戦から逃げる最中に不思議な女と出会い「雪白の明神」の使いと名乗った.そして夜に鬼がやってくる.
江戸の鎖国時代にタイで国王になった日本人、山田長政の伝説
この記事は10分で読めます.江戸時代、軍事を好んで学んでいた山田長政という男がいた。徳川氏の天下になって世の中が平穏になったが、自分の力を発揮できる場所を探していた。 そしてある日、海外貿易を行う商人に頼んで船にのり、やがてタイに渡る。その後タイの国王に頼まれて隣国との戦争に協力し、国王の娘の婿となり、ついには国王となった.
江戸時代の本より”逃げ水とはカゲロウを水にたとえたのが由来”
この記事は3分で読めます.江戸時代の本より.逃げ水は、陽炎(かげろう)を水に例えたもので、鎌倉時代の和歌にも詠まれていることから、非常に古い由来があることが分かる.
うなぎの蒲焼の由来は、香走るから?1814年江戸時代出版の本より
この記事は4分で読めます.江戸時代の作家である山東京伝によると、うなぎの蒲焼は「かば色」が語源では無い.香りがはしるで、香(か)ばしるから来ている.豆腐は昔、「おかべ」と呼ばれていた.
天明の飢饉で東北地方の村が死に絶えた江戸時代の記録
この記事は5分で読めます.橘 春暉の本より.1786年頃に青森などを旅した所、天明の飢饉によって、村の人々が死に絶え白骨だらけになっていた.




